モリウミアスファーム土づくりツアーが行われました!

竹炭を作って畑に漉き込みました

 晴天に恵まれた2023年4月22日と23日にモリウミアスファームの土づくりツアーが行われました。これから9,000m2に及ぶ広大なグレープファームの硬い土を地域資源を活用し自然の力を生かして土壌改良します。地域の荒れた竹林を伐採し、畑に穴を掘って燃やし竹炭を作りました。(竹林を伐採することで森林環境改善につながり、土の中で炭素を燃やすことで大気中の二酸化炭素濃度抑制にもつながります。)参加者はその後燃やしてできた竹炭を畑に漉き込みました。
 こうして有機質の土が作られ、少しずつ微生物も集まり始めます。ファームの土づくりは始まったばかり、ぜひ多くの人に関わって頂ければと思います。

リーフファームにはハーブを植えました

 雄勝町の玄関口にあるリーフファームは一足先に土づくりが行われています。今回改めて畑の土を起こし畝を作り、4種類のハーブを植えました。これらのハーブは鹿などの害獣にも食べられないハーブです。

参加者の声も届きました 

 今回のツアーに参加された皆さまからは、本当に何もないところからスタートなんだというのが良く分かった・草一本生えていないことに驚いた・これからどうなるのか楽しみ、といった多くの声が寄せられました。一部抜粋してご紹介します。

  • 友人の実家が有機農家をしており、色々と体力的な苦労が多いことも聞いていましたが、実際のスタートラインを見せていただき、有機農家の方がどれだけの時間と労力をかけてあそこにたどり着いていたのかと思うと、本当に頭が下がる思いでした。あの土が変わっていくところを見ていけると思うと、楽しみです。あそこに何かが生えている!ということだけでも感慨深くなってしまいそうです。
  • 嫌がらせのような土だけど土づくりからやれるチャンスであると思えばよいと。考えれば植物は育たないと結論づけてしまいそうな土でも、受け入れて、今やれることをやる。ボランティア活動のオオモトはこういうことなのかなと思いました。そして、人生はそういう時間の使い方が良さそうだと思うことができました。
  • 先日は大変お世話になり、ありがとうございました!図らずもファームの立ち上げの第一歩に参加することができ、なんだかとても嬉しかったです。 早くも情が移り、ぶどう畑やハーブの今後の成長が気になっています。
  • ぶどう畑作りの始めの一歩に参加できて光栄でした! 次回も参加したときの変化が楽しみです。